地上デジタル放送についての誤解。その2

こんばんは。
今回は、その1の続きです。よろしくお付き合いを。
Q.4 ギリギリまで待てば、テレビはもっと安くなるだろうから今は買わない方が良いよね？
A.4　う～ん、確かに安くなるかも知れませんが、それは外国メーカーの比較的グレードの低いモノに限られると思います。日本の有名メーカーは今後、より省エネ性の高い、高機能な機種しか出さなくなると思いますので、メーカーにこだわる方は、いらない機能がついた高いテレビを購入しなければならない可能性があります。メーカーにこだわらなければ別ですが。
ただ、テレビ購入はギリギリでも良いとしても、アンテナ工事は今のうちにやっておいた方が良いと思います。某アンテナメーカーさんの話しでは、来年3月位からアンテナ部材の生産が追いつかなくなる可能性があると言う事です。そういう事が今年の2～3月に実際起きました。公共施設がアンテナ工事を一気に発注して、共同視聴用アンテナが不足しました。当社のお得意先に賃貸アパートマンションの管理会社さんがみえるのですが、そこからの発注工事が少し滞りました。日にちに余裕はあったので問題はありませんでしたが。
あと、工事業者が足りなくなる可能性もあります。それで工事代金を釣りあげられて、素人同然の粗悪な業者に工事をされてしまうという事になりかねませんので、もう今から焦りましょう(笑)
Q.5　地デジってBSアンテナを建てないとダメなんでしょ？(信じられないかも知れませんが、こんな質問をした同業者がいます)
A.5　地デジはUHFアンテナで受信します。BSアンテナは衛星放送を見る為のものです。
ちなみにBSアンテナも20年以上前のものでなければ、そのままでBSデジタルを受信できる可能性が高いです。CSデジタル(e2スカパー)は電波量を測ってみないとなんとも言えません。
本当にひどい難視聴地域では、衛星を利用するという話しは聞いた事がありますが。
今のところ以上ですが、地デジ完全移行までもう1年切っています。ここにきて未だにこのような方がたくさんいます。総務省が悪いのかどうかはわかりませんが、年が明けた頃に一波乱起きないかと心配でなりません。
考えすぎでしょうかね。
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