N(株)様 管理テナントビル照明スイッチ取替え工事
こんばんは。
先日、ビル管理会社さんからのお仕事で、管理ビルのテナント内の照明スイッチの取替えに行ってきました。現場は名古屋市中区です。
入居しているテナントさんから
スイッチが熱を持っているどころか
熱い、と連絡があったそうで、
状況を聞いたところ、
カッコよく言うと
ヒアリングすると(笑)
ざっと計算して、
スイッチの許容電流は超えて
いませんでしたが、
よく聞くと
蛍光管を取り外してある箇所があり、
そのおかげで許容電流を保っている状態でした。
そのスイッチに接続している照明を
全て点灯すると許容電流を超える状態です。
ではなぜ、許容電流内なのに
スイッチが熱を持ったか？
それはこのブログの
後半で明らかになる！！
かもしれない(笑)
取替え前です。
怪しいと言えば
怪しいですね(笑)
現状の電流値としては
大丈夫そうです。
取替え中です。
なぜ電線を継ぎ足しているのか？
それは電線が足りなかったから！！
ではなくて(笑)
今回用意したスイッチは
許容電流が２０Aの物で
適合電線が2.0mmとなっていたので
一応スイッチに接続する部分を
2.0mmにした為です。
元々の電線は1.6mmです。
実際今回のこのスイッチの使い方は
本来の使い方とは異なるんですが、
この照明を全て点灯させても
15Aは超えても18A にはならなかったので、
電線自体は1,6mmで大丈夫だと思うのですが、
スイッチに熱を持っていると
テナントさんが不安がるので
このスイッチを使った次第です。
なので理論的にはそのまま
1.6mmで良いとは思うのですが
スイッチ部の接続電線の太さ不足で
接触不良を起こして火が起きてしまったら
本末転倒になってしまいますので、
今回のような方法を取りました。
ではなぜ、
間引きしてあるにも関わらず
熱を持ったか？
その答えはこれだぁ。
取り外したスイッチです。
既に破損しておりました。
おそらくですが、
蛍光管の間引き前に熱膨張を
起こして破損したので
少なからず接触不良を起こすようになり、
それが間引き後も影響して
熱を持っていたのではないか、と
思います。
下手すると火が出ますね(笑)
笑い事じゃないですよ！！
多分このフロアの改修に携わった業者が、
何も考えずにバカスカ照明を
増設したんでしょうね。
このビルの電気工事は
当社にほとんどまかせて頂いていますが、
いくつかのフロアは、
インターネットだったか
飛び込み営業だったかで来た
建設業者みたいなところに、
とにかく安かったので
やらせたそうです。
数年前の施工事例に挙げたか覚えがありませんが、
あるフロアの給湯室のコンセントと
そこから一番離れた所にある
同じフロアの貸室のコンセントが
同じブレーカーだったという、
多分この文面だけ読んでも
なにを言っているのか分からないと思いますが
そんな事もありました。
それを直した時の達成感と
管理会社さんの僕を見る尊敬の
眼差しが気持ち良かったのを
覚えています(笑)
その業者はそのトラブルが起きた時点で
連絡が取れなくなっていたそうです。
とにかく信じられないトラブルがいくつも起きていて、
いまだにこんな風に
出てくるんですねぇ。
で、取替え後です。
スイッチハンドルの文字は
本来の使い方とは異なるので
御愛嬌という事で
許容して頂きました(笑)
う～ん、
なんだか今回、
説明文が前後して分かり難いような
気がするなぁ～(笑)
えっ！？ いつもの事？
なら、まっいいか！！
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