N(株)様 管理テナントビル共用廊下照明LED化工事(蛍光灯安定器直結結線工事)
こんばんは。
8月のお話しですが、ビル管理会社さんからのお仕事で、管理テナントビルの共用廊下灯(蛍光灯照明器具)のLED化工事に行ってきました。現場は名古屋市中区です。
工事前です。
左端の蛍光管が
切れています。
カバーを外しました。
このタイプの蛍光管です。
「FPL」ってヤツですね。
もう国内メーカーは
製造していないようですね。
管理会社さんのストックも無くなってしまったそうで、
蛍光管交換をしたくても出来ないので、
インターネットで適合するLEDを購入したんですが、
安定器を直結しないと使えないタイプのLEDだったそうで、
直結工事をして欲しいという事でした。
多分、安定器の直結工事が不要なFPL型の
蛍光管は無いと思います。
で、これが購入した
「FPL型LED」です。
確実に中国っぽいですね。
けど日本語です(笑)
FPLって書いてあります。
結線方法が書いてあります。
これがないと話になりませんが。
でもこれって統一出来ないんですかね?
品物によって結線方法が違う事もあるので、
工事の度に確認が必要になります。
しかもこの器具は
本体を天井から取外さないと
安定器にアクセス出来ませんでした。
反射板を外したところです。
この状態にしないと
作業できません。
1本用と2本用安定器で
出来ています。
しかし、
あんな結線図では、初めての人は
少々戸惑うでしょうね(笑)
1本用ならともかく。
2本用だとね。
なんせ線が8本ありますので
どれを繋いで良いやら
分りません(笑)
安定器から線を外し
直結工事をしております。
専用圧着工具を使っております。
で、結線後です。
しかしこの後、事件が!!!
器具を元に戻して
LEDを取付けたところ
1本点灯しません!!
ドジャーーーン!!!
結線を間違えたかな、と焦りましたが
いや待てよ、もしかしてひょっとして、
と思い、
LEDを移動してみたら
そこでも点灯しません。
つまり・・・・
LEDの初期不良ってヤツっすね(笑)
まぁありがちと言えばありがちなんですが、
いまだにあるんですね、こういう事。
10年近く前に今回の様に、
某事務所にて100本近くの
直管蛍光灯から直管蛍光灯形LEDへの交換に伴う
安定器直結工事をした事があるんですが、
その時も工事後、照明スイッチをオンにしたとたん、
バゴォォンという轟音がして点灯していないLEDが2本ほど
有りました。
もちろん結線間違いではありません。
LEDは施主さん支給でしかもその施主さんはそのLEDを販売している
業者さんでした(笑)
結線間違いを疑われたので念の為結線確認後、隣の照明器具の
点灯しているLEDを持って来てそこに取り付けたら点灯しましたので、
LED初期不良と納得していました。
さらに1週間後にもう1本切れたらしいですが(笑)
その時はLED1本1本に数字の書いてあるシールを貼ったりしてましたので
販売している方も信用はあまりしていなかったみたいですが。
100本の内の2~3本でしたら、まぁ諦めもつきますが(当然無償交換はしてもらいますが)
今回は3本のうちの1本なので、この管理会社さん、
かなりの運を持っていると思います。
(良いか悪いかは言いませんが)
10年経っても品質に改善された様子が見られないというのが
よその国の特徴なんでしょうねぇ(笑)
だから当社も基本的に取り扱いません。保証できないので。
よく用意してくれとは言われますけどね。
で、結局真ん中を抜いた2本で
納める事になりました。
カバー取付後です。
でもこれ、前の蛍光管3本より明るくなってます(笑)
不良品の1本は交換願いをするとは思いますが、
今度から2本で良いね、
という話しになりました(笑)
これにて工事完了です。
工事代金は、受注の性質上書けませんが、
よその業者さんより安かったそうです。
みんな良い生活してるんだろうなぁ(笑)
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