テレビ設備改修工事(戸建住宅編)

こんばんは。
今日は友人宅のテレビ設備の改修へ行ってきました。現場は愛知県弥富市です。
現況は電波障害補償でケーブルテレビ(共聴)で引き込んであったのですが、地デジ電波が乗っていませんでした。
アンテナでの地デジ受信は可能だったそうで、近所の街の電気屋さんに地デジアンテナを設置してもらったそうですが、宅内の全てのテレビコンセントには露出配線で無いと送れないと言われたそうで、アンテナから直接リビングにだけ露出配線し、地デジを見ていました。
そこでテレビコンセントのある部屋全てで、地デジが見えるように出来ないか相談されたので、休日を利用し見に行きました。
テレビ引き込み点です。

天井裏の分配器の様子。

これを見て僕は、キムタクのドラマ「HERO」の居酒屋の店長？の田中要次の様に言いました(笑)
「できるよぉ」
アンテナはそのままで、そこから引き込み点まで配線してつなぎ直し、ブースターを取り付けて完了です。
ブースター本体です。アンテナが小さいものでしたので、40dB型を取り付けました。当社の標準使用のブースター33dB型ですので、それより増幅量は大きいです。

ブースター電源部(右)と2分配器です。テレビコンセントに電流通過型がどこにも使われていなかったので(ちょっと信じられませんが)、やむなく使っていないテレビコンセントを外し2分配器を付け、電流がブースターに流れるようにしました。電源部の空き端子にアンテナコードをつなげば、そこでもテレビは見られます。

あと、三重テレビも地デジで見えるようにならないかと言われました。
「ここは愛知県だから…」
テレビ愛知、三重テレビ、岐阜テレビは、出力が他チャンネルよりも極端に低くしてあるので、他県では受信は困難と言われています。
しかし、そこは不可能を可能にする電気屋?ヾ(￢＿￢*)ﾉ 速電工社です。数多の工事経験とトラブルを改善してきた事により、その方法に少々心当たりがあった為、試してみました。
すると(」ﾟ□ﾟ)」、弥富という土地条件もあったと思うのですが、三重テレビは映りました。アンテナは瀬戸タワーの方を向いていますのでテレビ愛知も映ります。
友人の要望に全て応え貸しを作っておいて、速電工社は悠々と帰宅の途についたのだった。
(大藪春彦の小説みたいな終わり方になってしまいましたね。そういえば「トラブルシューター」っていう題名の話しもありましたね。)
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